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平成12年6月19日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第23週 (6/5〜6/11)

第23週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
腸管出血性大腸菌:隠岐保健所管内を除いた各保健所管内から9件報告がありました。
  2)定点報告4類感染症
A群溶連菌咽頭炎: 減少傾向にあったA群溶連菌咽頭炎が西部を中心に増加しています。
感染性胃腸炎: 減少傾向がみられていましたが、再び西部で多発しています。
水痘: 増減を繰り返しています。なかでも西部での発生が多くみられています。
麻疹: 前週に続いて、中部から1例の発生が報告されています。
流行性耳下腺炎: 前週に続いて 西部で多発しています。
百日咳: 今週は2例の報告があり、多発傾向が続いています。
ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎: 夏型の感染症が散発的に発生し始めています。
食中毒: O157をはじめとする出血性大腸菌等による食中毒の発生が県下各地で発生しています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 N N [ N
水 痘 W N N W
麻しん M A × M A ×
流行性耳下腺炎 Q N K R
百日せき D A × A A ×
流行性角結膜炎 E A D A


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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