動向調査トップページカレンダー / /2000年第15週(4月第2週) / /グラフ一覧

平成12年4月20日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第15週 (4/10〜4/16)

第15週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
今週の報告はありません。
  2)定点報告4類感染症
今週は冬期に流行する感染症が少なくなり、全体の感染症の発生は減少しています。
インフルエンザ: 東・中部で6例の散発的な発生となっています。
A群溶連菌咽頭炎: 増減を繰り返しながら西部を中心に2〜6歳の11例が報告されています。
感染性胃腸炎: 200例が報告されています。ここ4〜5週間は横這い状態が続いていますが、 年齢別では1〜6歳の乳幼児期が中心となっています。この疾患からロタウイルス が検出されています。
水痘: やや減少傾向にあり、32例が報告されています。
百日咳: 東部で1例が報告されています。昨年7月以降発生報告が続いています。
流行性角結膜炎: 今週も2例が報告され、夏に向かって多発する眼の感染症の一つです。
伝染性紅斑: 東部と中部で3例発生がみられるようになりました。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 [ R [ X
水 痘 N N N W
流行性耳下腺炎 N B M Z
咽頭結膜熱 A A A × A ×
百日せき A A A × A ×
麻しん A × A × A × A ×


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

島根県感染症情報(週報) 第15週 (4/10〜4/16)