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平成12年4月17日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第14週 (4/3〜4/9)

第14週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
今週の報告はありません。
  2)定点報告4類感染症
今週は冬期に流行する感染症が少なくなり、全体の感染症の発生は減少しています。
インフルエンザ: 20例の散発的な発生となり、ピーク時(1月24日〜2月6日前後)の1/100 となっています。
感染性胃腸炎: 196例が報告されています。ここ4〜5週間は横這い状態が続いていますが、 西部では減少傾向にあります。年齢別では2歳以下の幼児期が中心となって います。この疾患からロタウイルスが検出されています。
A群溶連菌咽頭炎: 増減を繰り返しながら西部を中心に19例が報告されています。
水 痘: 1歳を中心に6歳までが多く、42例が報告されています。
ヘルパンギーナ: 夏期に流行するヘルパンギーナが4例報告されるようになりました。例年より 早い発生のようです。
流行性角結膜炎: 流行には至っていませんが、西部で多く発生しています。これは夏に向かっ て多発する眼の感染症の一つです。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 [ X [ Q
インフルエンザ N N N N
水 痘 W N N Z
A群溶連菌咽頭炎 Q Q M O
流行性耳下腺炎 N J E H
ヘルパンギーナ B B A × A


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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