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知事表彰・懇談の様子

野口さん小川さん

写真左:松江・森からプロジェクト(会長:野口英司さん)、写真右:島根町イワガキ養殖組合(会長:小川喜美夫さん)

田部さん田原さん

写真左:田部義美さん、写真右:アルバFC合同会社(代表社員:田原洋司さん)

浦田さん村上さん

写真左:浦田明彦さん、写真右:麓を耕す会(代表:村上厳雄さん)

宇野さん懇談の様子

写真右:宇野武夫さん、写真右:懇談の様子

 

受賞者の活動概要

松江・森からプロジェクト(会長:野口英司さん)(松江市矢田町)

松江・森からプロジェクトは、松江市内の製材業5社の若い後継者で組織され、松江市近郊での地域産材を活用した家づくりの推進や、公共施設などの木造化を積極的に進めています。また、木材利用に対する市民の意識啓発についても精力的に活動されています。

 

【公共建築物における地域産材利用拡大】

地域材の利用をスムーズに行うため、公共事業の計画段階から行政関係者や素材生産者が関わる体制づくりに貢献されました。その結果、平成28年に完成した「島根県女性相談センター」は地域産材の使用率がほぼ100%となりました。

【地域産材の普及・啓発活動】

市民に対し、木の良さや木材を使うことの意義などの意識を醸成するため、「しまねWOODフェア」への参加などにより普及・啓発をされています。また、家を建てる予定のある人や木材生産に関心のある人を対象に「松江・森の学校」を開催し、木材についての講話や伐採現場の見学を行っています。いずれの活動でも、SNSを活用したPRやプロモーションビデオ作成など、若い感性を活かしています。

 

野口会長写真森の学校の様子

写真左:野口会長、写真右:「松江・森の学校」開催の様子

 

 

島根町イワガキ養殖組合(会長:小川喜美夫さん)(松江市島根町)

島根町イワガキ養殖組合は、島根半島のイワガキ養殖業者により養殖の推進を目的として設立されました。組合員が生産する「松江いわがき」のブランド化を図るため、衛生管理の徹底や販売促進に取り組むことで出荷数量を増やし、地域の活性化に貢献しました。

 

【徹底した衛生管理】

殺菌海水による浄化処理をしたり定期的に衛生検査を実施したりするなど、生産から出荷までの生産工程において衛生管理を徹底することにより、消費者に安全・安心な生食用イワガキが提供できるように取り組んでいます。

【販売促進の取組】

「松江いわがき」のブランド化に向けて、市内の飲食店への出荷やイベントへの出店などにより出荷数量を増加させ、新たな特産品としての認知度向上や地産地消の推進に取り組み、地域の活性化につながっています。

小川会長写真イベントでのイワガキ販売の様子

 写真左:小川会長、写真右:イベントでの販売の様子

 

 

田部義美さん(仁多郡奥出雲町)

国営開発農地を積極的に集積してキャベツや大根などの露地野菜を栽培されています。栽培にあたっては先進技術を積極的に取り入れることで農薬や化学肥料を減らしたり、近隣地区と連携した計画的出荷体制の確立などにより、魅力ある産地づくりに取り組まれています。

 

【国営開発農地の有効活用】

耕作放棄地となりそうな国営開発農地を積極的に集積して露地野菜栽培に取り組むことで、国営開発農地の有効活用に貢献するとともに、プロジェクトで進めている担い手への農地集積の模範事例となっています。

【魅力ある産地づくりの取組】

緑肥栽培や生物農薬等の導入により農薬や化学肥料の使用を減らし、その品質は市場でも高く評価されています。また、計画的な出荷量を確保するため、近隣の主産地である三井野原地区と連携して出荷調整を図ったり、積極的に市場ニーズの把握に努めたりすることなどにより、魅力ある産地づくりに向けてリーダー的な役割を担っています。

 

田部さん写真キャベツ畑

写真左:田部さん、写真右:田部さんとキャベツ畑

アルバFC合同会社(代表社員:田原洋司さん)(大田市久手町)

久手地区では、耕畜連携を進めるため地域内での作業を分業化するという先駆的な取組を行っており、アルバFC合同会社では堆肥を収集して水田に散布する作業を請け負っています。また、精米加工業者と連携して売れる米づくりなども推進され、新たな水田農業モデルとして期待されています。

 

【堆肥収集・散布作業の受託】

土作りによる良質な米生産を進めるため、畜産農家から堆肥を集めて地域内の水田に散布する作業を請け負い、散布面積の拡大に寄与しました。稲わらの収集・配布を担っているコントラクター組織「アグリスマイル」と連携して、地域内の耕畜連携の推進に大きく貢献しています。

【売れる米づくりの推進】

近年の米価が下落する中で、精米加工業者と連携して新たな精米技術を活用することで、食味の良さと栄養価を両立させた高付加価値米の製造・販売に取り組み、売れる米づくりにも取り組まれています。

 

田原代表社員写真堆肥散布の様子

写真左:田原代表社員、写真右:堆肥散布の様子

浦田明彦さん(浜田市朝日町)

第1期から第3期戦略プランのプロジェクトリーダーを務め、地域内の木材製品の出荷拡大や高品質製品の製造を推進されています。また、多くの団体で役員を務められ、高品質製材品の製造や発電所への木材チップの供給に取り組むなど、地域の林業振興に大きく貢献されています。

 

【プロジェクトリーダーとしての取組】

第1期から第2期プランでは、製材品生産量や原木取扱量の増加に向けて、プロジェクトリーダーとして関係者の公共建築物への地域産材利用の意識向上などに尽力され、目標の達成に大きく寄与しました。第3期プランでも引き続きプロジェクトリーダーを務め、乾燥材や製材品の出荷量増加を目指して、関係者との調整や生産体制の確立に取り組まれています。

【役員を務める団体での取組】

浦田氏が役員を務める協同組合ヴァーテックスで製造している地域産材を用いた防虫・防腐効果のある燻煙材は、地元の多くの公共建築物で使用され好評を得ています。また、浦田木材株式会社では発電所や製紙工場に木材チップを安定供給するため積極的に設備投資して生産量を増やすとともに、未利用間伐材の有効活用、県産材の利用拡大に向けた雇用拡大等に取り組まれています。

 

木材破砕機と浦田さんヴァーテックス製品を用いた小学校

写真左:浦田さんと木材破砕機、写真右:ヴァーテックスの製品を使った小学校

 

麓を耕す会(代表:村上厳雄さん)(鹿足郡津和野町)

集落が一体となって地域の農業及び田園景観の保全に取り組むとともに、美しい景観を活かし、関係機関と連携して都市住民との交流や観光振興につなげられ、集落の維持・活性化に大きく貢献されています。

 

【集落をあげた農業と田園景観の保全】

地域の農業を守るため農道や用・排水路等の清掃、草刈りなどにより農地の保全活動に取り組んでいます。さらに、景観向上のために畦畔法面に1万本のつつじの植栽を行い、「つつじの里」として知られるようになりました。いずれの活動も集落をあげて行っており、一体感の醸成につながっています。

【美しい景観を活用した地域振興】

植栽したつつじによる美しい景観を活用し、自治会や観光協会と連携して5月の連休に「つつじ祭り」を開催したり、フォトコンテストの実施などにより、地区内外から多くの観光客が訪れるようになりました。近年は近隣集落と連携してサクラやモミジの植栽にも取り組み、1年を通じて花のある集落づくりを図ることでさらなる集客を目指しています。

 

村上代表写真つつじ祭りの様子

写真左:村上代表、写真右:つつじ祭りの様子

宇野武夫さん(隠岐郡隠岐の島町)

新技術を積極的に導入したしいたけ生産に取り組むなど地域のモデル的な生産者であるとともに、他の生産者への技術普及を図ることで地域全体のレベルアップに貢献されています。また、地域の生産者の作業軽減や所得向上に向けて、出荷方法の改善やブランド化に尽力されるなど地域のリーダー役として活躍されています。

 

【地域のモデル的経営の実践】

自然落差を活用した撒水施設や袋かけ技術などを他に先駆けて導入することで効率的かつ高品質なしいたけ生産に取り組んでおられ、県内の品評会で上位入賞を多数果たしておられます。また、自身のほだ場を使って他の生産者への技術研修会を開催するなど地域の栽培技術向上に貢献されています。

【地域のリーダー役としての取組】

県内初となる、乾椎茸の選別を外部代行させる「格付共販出荷体制」確立のために関係者との調整に尽力され、生産者の作業軽減や出荷の効率化に寄与しました。また、プロジェクトでブランド化を進めている「ジャンボ椎茸」の生産拡大に向けて、学習会で技術指導を行うなど地域の取組をけん引しています。
 

宇野さん写真技術研修会の様子

写真左:宇野さん、写真右:ほだ場での現地研修会の様子


お問い合わせ先

農林水産総務課

島根県農林水産部農林水産総務課

 〒690-8501 
   島根県松江市殿町1番地
TEL:0852-22-5393 FAX:0852-22-5967
E-mail:nourin-somu@pref.shimane.lg.jp